なつぞらで吉沢亮が山田天陽を熱演!実在モデル・神田日勝の経歴や作品を紹介!

吉沢亮

なつぞらで吉沢亮さんが演じる山田天陽には実在モデルがいます。そのモデルは神田日勝ですが、その経歴や作品が気になりますよね。

なつぞらは、アニメーターを目指す主人公なつが北海道で育ち、東京へ上京し、そこでいろんな人達にもまれながら日々成長していく物語ですが、そのなつにとって重要な役割を持つのが山田天陽です。

今回の記事で山田天陽の役どころ、またモデルの神田日勝の経歴や作品について調査しまとめました。

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なつぞらで吉沢亮が演じる山田天陽はどんな人?

吉沢亮なつぞら

なつぞらで吉沢亮が演じる山田天陽はどんな人なのでしょうか?

戦後に東京から入植した人々の一人である山田天陽は主人公なつに対して絵心を教えた師匠となる役です。

彼自身は美術の才能に大変優れています。しかし金銭的な都合により美大へと進学することが叶わず実家の農業を手伝うことになってしまいます。

彼が農作業の休憩時間にベニヤ板へと描く絵はとても繊細にして大胆なイラストとなっていて、なつを含めて農場の人々も彼の作品に魅了されます。

加えて類まれなる山田天陽のルックスからも人々は彼に惹かれていきます。とりわけ作中にて描かれる彼の得意作品である馬の絵は、山田天陽のモデルである神田日勝という画家の書いた実存する作品であり躍動感に溢れる圧巻な作品となっています。

山田天陽との出会いは、アニメーターを目指すなつにとっての人生のターンニングポイントとして描かれています。

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なつぞらで吉沢亮が演じる山田天陽の実在モデル・神田日勝の経歴を紹介!

山田天陽

山田天陽のモデルとなった神田日勝は北海道が誇るとても有名な画家です。神田日勝は1937年に東京にて生まれた農民の子供であり、敗戦が濃厚となった1945年に一家で北海道の開拓民に志願し北海道へと移り住みます。

その後中学校を卒業すると営農を継ぎますが、東京芸大に進学をした兄の影響を受けて次第に美術の世界に惹かれていきます。

そして1956年、彼が19歳の時に帯広の公募展へ作品を応募し入賞を果たしたことから彼の画家としての人生が始まります。

十勝をモチーフとした馬や牛の絵は農民である彼にしか描けない独特な作品として多くの人に認められていきます。

残念ながら彼は32歳でその生涯を閉じてしまいますが最後に残した「馬」は今でも彼の象徴として人々へ感動を与える作品であり、北海道の神田日勝美術館にて残っています。

なつぞらで吉沢亮が演じる山田天陽の実在モデル・神田日勝の美術作品を紹介!

作品

山田天陽の実在モデル・神田日勝の美術作品を見ていきましょう。

まず彼の作品として有名な作品は「痩馬(1957年)」になります。

神田日勝はその生涯で多くの馬を書いていますが、この作品は1957年に帯広・平原展にて初出品・初入賞をした作品として有名になっています。

次の作品は「飯場の風景」

画像はこちらで確認!

この作品はその名の通りに飯場で働く男たちの休憩中の姿を描いた絵であり、彼らの寡黙な格好良さや逞しさが全面に表れているいかにも農民らしい作品になっています。

 

最後に紹介をするのは「馬(1970年・未完)」です。

こちらは未完成のまま神田日勝のアトリエに残されていた作品であり、むき出しのベニヤに半身だけが描かれていました。

様々な画風の変遷ののちに描かれたこの作品は初期の画風へと近いものとなっており、彼自身再出発をしようと考えていたようにも思えます。

彼がどのような作品へと仕上げようとしたのか、見るものの空想を掻き立てる作品となっています。

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なつぞらで吉沢亮が山田天陽を熱演!実在モデル・神田日勝の経歴や作品を紹介!:まとめ

吉沢亮

今回はなつぞらで吉沢亮さんが演じる山田天陽の実在モデル・神田日勝の経歴や作品について調査しまとめました。

神田日勝は32歳という若さでなくなってしまったにもかかわらず、残された作品はいまもなお愛され続けています。

そんな芸術家がモデルの山田天陽を、吉沢亮さんがどう演じるのかも、今回のなつぞらの見どころになりそうですね。

楽しみに待ちましょう。

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