ブレイキングバッド【シーズン2・4話】のネタバレ解説&感想、キャスト、あらすじをまとめています!
文字通りブレイキングバッド【シーズン2・4話】のネタバレ解説&感想なので、まだ内容を知りたくない方は1.2のキャストとあらすじだけ確認して本編をご覧ください。
また独自の着眼点に基づいた解説や感想になっているので、共感する部分や見解が異なる部分が混合してあるかと思いますが、純粋に一致や差異を楽しんでいただけたら幸いです!
※前話のネタバレ解説&感想からチェックしたい方はこちらからどうぞ。
ブレイキングバッド【シーズン2・4話】のキャスト
ブレイキングバッド【シーズン2・4話】の主なキャストは6人です。
※前話までのそれぞれのキャストの行動も簡単に書いています。
ウォルター・ホワイト
高校の化学教師。妻・スカイラーと子供・フリンを持つ一家の主。年齢は50歳。家族に肺ガンを告知。記憶喪失を装い、トゥコの拉致事件をうまく隠すことができるも、スカイラーの不信感を強めてしまう。
スカイラー・ホワイト
ウォルターの妻。子供が一人。お腹に子供を宿している。マリーの姉。年齢は39歳。記憶喪失のウォルターを心配し看病するも、2台の携帯について知らんぷりするウォルターに不信感を強める。
ホワイト・Jr
ウォルターとスカイラーの子。父ウォルターの勤める学校に通う学生。年齢は16歳。脳性麻痺による軽度の言語症と運動障害を抱えている。家族の雰囲気があまりいいとは言えず、ルイスの家に遊びに行く回数が増える。
ジェシー・ピンクマン
ジャンキー。麻薬の売人。ウォルターの元教え子。ウォルターの計画に従い、ウェンディーに協力を仰いでアリバイ工作をする。見事にうまくいくも、代わりに多額の現金を失う。
ジェシーの両親
ハンクがジェシーのことを聞きに訪れた時に、DEAの捜査官だと知り、ジェシーが何か犯罪を犯したと訝しんでいる。
ブレイキングバッド【シーズン2・4話】のあらすじ
ブレイキングバッド【シーズン2・4話】のあらすじを確認しましょう。
記憶喪失を装い、なんとか数日間の失踪の真実を隠し通すことができたウォルター・ホワイトだったが、その代償として多額の現金とスカイラーの信頼を失うことになる。ウォルターは家族の信頼を取り戻そうと、朝食を率先して作るなどのご機嫌取りに奔走するが、2台の携帯について頑なに真実を語ろうとしないウォルターに対してスカイラーはかえってより信頼を失っていく。ジュニアも取り繕っている父親に違和感を覚えて、友人のルイスとの時間を増えていくことに。
一方、ジェシー・ピンクマンはDEAに現金をすべて没収されたために手持ちがほとんどない。ウォルターから600ドルの現金をもらったものの、両親から法的に家の立ち退きを命じられて住居を失い、さらに困窮に陥っていく。かつての友人たちは家族を持ち、相手にしてくれない。追い詰められたジェシーは強硬手段に出ることになる。
ここから先はネタバレを含んだ独自の解説や感想になります。
本編を見る前に内容を知るのは嫌だ!と言う方は、本編をご覧になってからここから先をお読みください。
ブレイキングバッド【シーズン2・4話】のネタバレ解説
ブレイキングバッド【シーズン2・4話】の解説ポイントは3つあります。(ネタバレ込み)
※あくまで独自の解説です。
- ウォルターにやられたことをやり返すスカイラー
- 住居を失いさまようジェシー
- 生活が崩れて心を通わせるウォルターとジェシー
ウォルターにやられたことをやり返すスカイラー
ウォルターが2台の携帯について何も話さないことに違和感を覚えていたスカイラーは、翌日の朝ウォルターが家族のために朝食を作る姿を見て、また、久しぶりにジュニアも含めた3人で食卓を囲むことができて、少し表情を和らげます。
しかし、ウォルターがまた携帯の件について見え透いた嘘を並び立てたため、一気に表情をかたくし、行き先も何も伝えず車で去っていきます。
引用元:Youtube公式チャンネル「Breaking Bad & Better Call Saul」※嘘を言うウォルターに表情をかためるスカイラー
ウォルターはせっかく家族のための時間を作ろうと一生懸命になっているのですが、かえってスカイラーの気持ちは遠ざかっていく状況。
毎日のように身なりをキレイに整えて行き先を告げず車で走っていくスカイラーに、ウォルターは理解不能とばかりに表情を曇らせます。
スカイラーはウォルターが自分にしていることをそっくりそのままウォルターにやり返しているんです。
それにも気が付かずとうとうしびれを切らしたウォルターは、ある日、ソファーの端にスカイラーを座らせて話し合おうとします。
そこでウォルターは真摯に謝罪の言葉を述べますが、スカイラーはそれでも隠していることを言わないウォルターに納得がいかず、口論に発展します。
引用元:Youtube公式チャンネル「Breaking Bad & Better Call Saul」※口論するスカイラーとウォルター
口論の末、スカイラーはあなたがいますべきことは今なにをしているのかを包み隠さず私に伝えることよ、と大声で叫びます。
謝罪や言い訳やご機嫌取りはもううんざりと。
引用元:Youtube公式チャンネル「Breaking Bad & Better Call Saul」※ウォルターに本心をぶちまけるスカイラー
しかし、スカイラーがここまで本心をさらけ出しているにも関わらず、ウォルターは何を話せば良いのか分からないと白々しい態度を貫きます。
それを見て失望したスカイラーはまた車を運転してどこかへ去っていきます。
スカイラーはウォルターが何も話さなければ自分を何も話さないと頑なになっていきます。
住居を失いさまようジェシー
引用元:Youtube公式チャンネル「Breaking Bad & Better Call Saul」※弁護士を介して立ち退き命令をもらうジェシー
一方、ジェシーは両親から家を立ち退くように法的に命令されます。
両親はジェシーが地下で麻薬を製造しているのを写真におさめていたのです。
両親は撤去作業を業者に頼んで、強制的に家のものを持ち運びます。
ジェシーは母親の親心になんとか訴えかけて阻止しようとしますが、さすがの母親も今回ばかりは頑なに動じません。口論に発展します。
引用元:Youtube公式チャンネル「Breaking Bad & Better Call Saul」※口論の末、母親にビンタされるジェシー
結局、ジェシーは家を追い出され、友達の家に巡ろうとするも家族持ちの彼らは相手にもしてくれません。
行き場所を失ったジェシーはバッジャーのいとこに預けていたキャンピングカーの中に忍び込み、涙を流しながら眠りの中に入っていきます。
引用元:Youtube公式チャンネル「Breaking Bad & Better Call Saul」※柵を超えてトイレの屋根に立つも底が抜けて液体まみれになるジェシー
翌日、バッジャーのいとこが拳銃を向けてジェシーを叩き起こします。
ジャシーは事情を説明して、修理費と利子を含めたお金を近日中に必ず返すと約束するも、いとこは首を振りません。
キャンピングカーともろもろの製品はすべて売ると言い渡されます。
引用元:Youtube公式チャンネル「Breaking Bad & Better Call Saul」※キャンピングカーで柵を突き破るジェシー
結局、交渉が決裂したジェシーは相手の目を盗んで、キャンピングカーの運転席に乗り込み、柵を突き破って逃走してくことになります。
そして、ウォルターの家の横に不注意にも停車して、ウォルターの取り分を半分もらおうとします。
ジェシーは自分の居場所を失いました。
生活が崩れて心を通わせるウォルターとジェシー
引用元:Youtube公式チャンネル「Breaking Bad & Better Call Saul」※ウォルターの罵詈雑言に逆ギレ寸前のジェシー
その時、ウォルターはちょうどスカイラーと口論を終えたばかりでした。
スカイラーが車のエンジンをかけて遠くに去っていこうとするのを追いかけるように車寄せに出たウォルターは、キャンピングカーに目をとめます。
そしてドアを開けて中に入ると、怒りをぶちまけてジェシーを罵ります。お前は正気か?
引用元:Youtube公式チャンネル「Breaking Bad & Better Call Saul」※ジェシーに首を締められるウォルター
ジェシーははじめは悪気があるためかウォルターの言い分を認めようとするも、さらに激しくさらに侮るウォルターの罵詈雑言にとうとう絶えられず、逆ギレしてウォルターを押し倒して首を締めます。
しかしそこでお互いの怒りが頂点にまで膨れ上がって爆発したためか、ジェシーは手をほどき、二人して横になって息を吐いて落ち着きます。
引用元:Youtube公式チャンネル「Breaking Bad & Better Call Saul」※横になるウォルターとジェシー
その後、ウォルターはジェシーを家に招いて、現金を約半分渡します。
そして、2人はキッチンの台におしりをつき、腕組みをして静かに黙り込みます。
数秒後、ウォルターの朝食は?という一言で場面が切り替わります。
ウォルターは家族の関係を失いそうになっています。
ジェシーは家族の関係を失い、住居すら失いました。
そういういわば孤立状態の2人がもっとも心を通わせられるのがお互いである様がこの朝食は?の一言に凝縮されていますね。
ブレイキングバッド【シーズン2・4話】のネタバレ感想
ブレイキングバッド【シーズン2・4話】を視聴してみて、気になるシーンがありました。
※ネタバレ込みの独自の感想です。
- 冒頭のシーンに再びピンクベアが出てくる
冒頭のシーンに再びピンクベアが出てくる
シーズン1の1話の冒頭にも出てきましたが、ピンクベアが再び現れました。
ただ今回は少し先の描写も見えて、防護服らしき分厚い服で全身を包んだ人が網を使って焦げたピンクベアをすくい上げています。
そして地面には何やらピンクベア以外の細々としたものがジップロックに小分けにされて並べられています。
その先頭にあるメガネをうつして、場面は切り替わりイントロに入っていきます。
今のところ全容は分かりませんが、シーズン2中に明らかになるといいですね。
何か大事故が起こった形跡しか今のところは見当たりません。

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