ブレイキングバッド【シーズン2・1話】解説&感想!キャストやあらすじも紹介(ネタバレ)

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ブレイキングバッド【シーズン2・1話】のネタバレ解説&感想、キャスト、あらすじをまとめています!

文字通りブレイキングバッド【シーズン2・1話】のネタバレ解説&感想なので、まだ内容を知りたくない方は1.2のキャストとあらすじだけ確認して本編を御覧ください。

また独自の着眼点に基づいた解説や感想になっているので、共感する部分や見解が異なる部分が混合してあるかと思いますが、純粋に一致や差異を楽しんでいただけたら幸いです!

※前話のネタバレ解説&感想からチェックしたい方はこちらからどうぞ。

ブレイキングバッド【シーズン1・7話】ネタバレ解説&感想!

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ブレイキングバッド【シーズン2・1話】のキャスト

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ブレイキングバッド【シーズン2・1話】のキャストは9人です。

※前話までのそれぞれのキャストの行動も簡単に書いています。

ウォルター・ホワイト

高校の化学教師。妻・スカイラーと子供・フリンを持つ一家の主。年齢は50歳。家族に肺ガンであることを告知。ジェシーと協力して、メチルアミンを盗み、クリスタルメスの大量生産を試みる。トゥコとの取引で大胆な行動に出る。性格が少しずつ強気になりつつある。

スカイラー・ホワイト

ウォルターの妻。子供が一人。お腹に子供を宿している。マリーの姉。年齢は39歳。ウォルターがガン専門医のもとで治療を受けることを承諾して安心。妻として必死に支えようとするも、ウォルターが何も言わずどこかへ行く時間が増えて、不信感を再び抱き始める。

ホワイト・Jr

ウォルターとスカイラーの子。父ウォルターの勤める学校に通う学生。年齢は16歳。脳性麻痺による軽度の言語症と運動障害を抱えている。足が不自由で松葉杖を使う。ウォルターがガン治療に臨む姿勢を見せたことで、父親に対する誇りを取り戻すも、両親の関係に普段の様子とは別の違和感を感じている。

ハンク・シュレイダー

ウォルターの義理の弟。マリーの夫。DEA(麻薬取締局)のエージェント。荒野で渡されたガスマスクがウォルターの学校のものであることが分かり、ヒューゴを逮捕する。ウォルターにポーカーゲームで一杯食わされる。

マリー・シュレイダー

スカイラーの妹。ハンクの妻。治療放射線技師として病院で勤務。虚栄心が強く、性格はふさぎがち。ティアラを盗んでスカイラーにプレゼントする。スカイラーに盗品であることがバレて問いただされるも、身に覚えがないと言いはる。

ジェシー・ピンクマン

ジャンキー。麻薬の売人。ウォルターの元教え子。トゥコにボコボコにされて病院送りにされるも、ウォルターの勝手な取引により麻薬製造を続ける。

トゥコ・サラマンカ

麻薬の卸売業者。クレイジーエイトの後釜。気性が荒く、理不尽に他人を暴力でねじ伏せようとする。ジェシーを重症に陥れた結果、ウォルターから報復をくらう。ウォルターとピンクマンと取引を続ける。

ゴンゾ

トゥコの側近の一人。大柄の肉付きがいい男。

デイブ

マリーのセラピスト。シーズン2の1話ではまだ姿を現さず、ハンクの口から語られるのみ。

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ブレイキングバッド【シーズン2・1話】のあらすじ

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ブレイキングバッド【シーズン2・1話】のあらすじを確認しましょう。

あらすじ

 

取引の最中、トゥコが側近の一人を理不尽な理由で殴り殺すのを見たウォルター・ホワイトとジェシー・ピンクマン。その後、ジェシーは夜中に知らない人から何回も無言電話を受けて、ウォルターは家の前に見張りの車が止まっているのを確認する。2人は自分たちが始末されると恐怖心に駆られ、トゥコの殺害計画を立てるも、、、。

 

一方、スカイラーはマリーの電話を無視し続けていた。最近のマリーの様子がおかしいと心配になったハンクがスカイラーのもとを訪ねてマリーに連絡してあげてほしいと頼むもスカイラーは拒否。おまけに自分の今の苦境をぶちまけてしまう。ウォルターが何も言わずに外に出る時間が増えていることに、ますます孤独感と不信感を抱いていく。

注意

ここから先はネタバレを含んだ独自の解説や感想になります。

本編を見る前に内容を知るのは嫌だ!と言う方は、本編をご覧になってからここから先をお読みください。

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ブレイキングバッド【シーズン2・1話】のネタバレ解説

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ブレイキングバッド【シーズン2・1話】の解説ポイントは3つあります。(ネタバレ込み)

※あくまで独自の解説です。

解説のポイント
  • 増大する恐怖心から逃れようと増大する性欲
  • ジュニアが家に帰らない理由は?
  • マリーはセラピーを受けている

増大する恐怖心から逃れようとして増大する性欲

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引用元:Breaking Bad公式twitter※トゥコが側近をボコボコにしているのを見るウォルターとジェシー

ウォルターはトゥコが側近を殴り殺すところを眼の前で見ました。

ものすごく酷い殺し方です。

その後、ウォルターは家に帰ると、神経が張り詰めたように棒立ちになって、テレビのチャンネルを何回も変えてトゥコの殺害がニュースになっていないのかを確認します。

その異様な姿にスカイラーは声をかけるも、ウォルターは全く反応しません。スカイラーが真後ろまで来て肩に手をかけた時、ウォルターは初めてハッとビクついて後ろを振り向いてスカイラーの存在を認めます。

ここまで周りがシャットアウトされるほど、ウォルターはものすごい恐怖心を抱いていたのでしょう。

スカイラーがキッチンに退くと、ウォルターは怯えたようにスカイラーの肩に顔を埋めます。

そして自分のズボンを下ろして急いでスカイラーの中に入ろうとうします。

スカイラーはちょっとまってと言っても強引に中に入ろうとするウォルターに激怒。大声を上げてストップ!と言います。

ウォルターはそこでようやくやめますが、スカイラーの中に急いで入ろうとする姿は何か怖いものから逃げているようでもありました。

ウォルターは以前にも突発的にスカイラーの体を求めることが何度かありました。

そのどれもが血なまぐさい暴力を経験した後です。

エミリオを神経ガスで殺した後トゥコのアジトを爆発させた後、そして今回トゥコに殴り殺される側近を見た後の3回ですね。

暴力の行使→恐怖心増大→支配欲や性欲の増大

というウォルターの心の変化のパターンが共通して見られます。

ジュニアが家に帰らない理由は?

 

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シーズン2の1話の中で、ジュニアが家に帰らなくなりますね。

ウォルターがスカイラーの中に無理やり入ろうとした時、スカイラーの顔に塗った緑色のクリームが冷蔵庫にくっつきます。

そしてそのいざこざがあった直後ににジュニアは帰宅して、冷蔵庫にベタッと付いてるクリームを目にします。

その時の表情はなんとも感情が読みにくい複雑な感じでしたが、父親と母親の間で何か良くないことが起こったんだろうなと察したように見えます。そしてそのことによって気持ちが沈んだようにも。

ジュニアからしたら、治療を受けることにした父親の様子は何か変だし、母親も気持ちが沈んでいるようだし、協力しなくちゃいけない父親と母親が、むしろ反対に何かよそよそしく取り繕っていて不満にも似た感情を相手に抱いているように見えてしまう。

そういう両親のもとにいても正直、居心地の良さは感じられませんよね。少し悲しい気持ちにもなります。

それで冷蔵庫のクリームを見た時に、もう家に帰るのは嫌になってしまったんだろうと思います。

友人の家にいるほうが気持ちが楽ですから。

マリーはセラピーを受けている

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引用元:Youtube公式チャンネル「Breaking Bad & Better Call Saul」※靴を盗む寸前のマリー

マリーは心に病を抱えていて、デイブというセラピストのもとでセラピーを受けていることが分かりました。

盗難癖もそういう病のひとつなのでしょう。

そして定期的に通っていたにも関わらず、スカイラーから無視されたことをきっかけに通わなくなってしまいました。

マリーは自分のことで精一杯になって、車で子供のラジコンを平気で轢き潰してしまう始末。

ハンクはマリーのことを心配してスカイラーに連絡してあげてとサポートを頼みにいきますが、スカイラーからしたらとんでもない。こっちのほうが今はサポートが必要よと激怒して不満をぶちまけられる結果に終わります。

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引用元:Youtube公式チャンネル「Breaking Bad & Better Call Saul」※ハンクに自分の苦境を訴えているスカイラー

マリーは心に特殊な病を患っており、スカイラーとの良好な関係がないと精神の安定が保てなくて実生活に支障をきたしてしまう。

病的なまでに見栄や虚栄をはろうとするマリーの傾向はスカイラーとの関係によって左右されるようですね。

僕は今までマリーの行動にクエッションマークをたくさん抱えてきましたが、シーズン2の1話でマリーの状況がいろいろと分かってきました。

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ブレイキングバッド【シーズン2・1話】のネタバレ感想

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ブレイキングバッド【シーズン2・1話】を視聴してみて、2つ気になったシーンがありました。(ネタバレ込み)

感想『ここが気になる』
  • 水に浮かぶ焦げたピンクベア
  • 写真に映るスカイラーの隣にいる男

水に浮かぶ焦げたピンクベア

まず冒頭のシーン。水中に浮かぶ焦げたピンクベアのぬいぐるみが一体何なのか、気になった人は多いと思います。

ブレイキングバッドは冒頭にその話のクライマックスを先に見せて好奇心を駆り立てる手法をよく使いますので、今回も最後の方に明らかになるのかなと思ったら、冒頭以降ピンクベアのぬいぐるみは出てきませんでした。

おそらくシーズン2中に伏線回収になると思いますが、1話見ただけじゃ何もストーリーとの関連性が見えないので分かりませんね。

ただ何か火災が発生するような自体が起きたのは想像が付きます。

話中に完結しない冒頭のシーンを入れてくるのはシーズン1にはない試みでした。

とても興味深いです。

写真に映るスカイラーの隣にいる男

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引用元:Youtube公式チャンネル「Breaking Bad & Better Call Saul」※スカイラーの写真にうつっていた男

また、スカイラーが昔の写真を片付けている時に一枚の写真を手にとって懐かしそうに眺めるシーンがありました。

スカイラーと男性の2ショット写真。しかしスカイラーの隣りにいるのはウォルターではなく、ビジネススーツをビジッと着たハンサムおじさんです。スカイラーの肩に手を回してなんだか親しそうに笑っています。

この人物も1話中には明らかにされませんでした。

ウォルターに過去の恋人グレッチェンがいるように、スカイラーにも過去の恋人がいるのかもしれません。

そしてその人物がシーズン2のどこかに現れるのかしれません。

楽しみです。

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