【ブレイキングバッド・シーズン1・1話】ネタバレ解説&感想!キャストやあらすじも紹介

今回は【ブレイキングバッド・シーズン1・1話】のネタバレ込みの解説&感想、キャスト、あらすじをまとめています。

ネタバレも含まれているので、まだ本編を見てなくて詳しい内容を知りたくない方はキャストとあらすじだけ確認してもらうだけがいいかもしれないです。

そうではない方、もう見終わって独自の感想や解説をお持ちの方は下まで読んでもらって共感なり意見の相違なりを感じてもらえたら幸いです。

Sponsored Link

【ブレイキングバッド・シーズン1・1話】のキャスト

ブレイキングバッド,シーズン1,1話,キャスト

まずは【ブレイキングバッド・シーズン1・1話】のキャストから確認しましょう。

ウォルター・ホワイト

高校の化学教師。妻・スカイラーと子供・フリンを持つ一家の主。年齢は50歳。高校の教師の給料だけでは生活費が足らず、授業後に洗車屋でレジのアルバイトをしている。肺がんを宣告されて余命はわずか。過去にノーベル賞を受賞した研究所の研究チームに所属したことがある。生真面目で、実直で、神経質で、少し性格に弱いところがある善き男。

スカイラー・ホワイト

ウォルターの妻。子供が一人。お腹に子供を宿している。マリーの姉。年齢は39歳。小説家志望。オークションで小品を出品してなんとか家計の足しにしようとしている。ウォルターの様子がおかしいことに気づき心配を抱いている。家事や家計をやりくりする家庭人。

ホワイト・フリン・ホワイト・Jr

ウォルターとスカイラーの子。父ウォルターの勤める学校に通う学生。年齢は16歳。脳性麻痺による軽度の言語症と運動障害を抱えている。足が不自由で松葉杖を使う。

ハンク・シュレイダー

ウォルターの義理の弟。マリーの夫。DEA(麻薬取締局)のエージェント。足が短く、お腹がぷっくりと出ている。陽気で、冗談をよく口にして、場の雰囲気を和やかにするような性格の持ち主。

マリー・シュレイダー

スカイラーの妹。ハンクの妻。治療放射線技師として病院で勤務。性格はふさぎがちで、虚栄心が強く、社交が得意ではない。窃盗症を患っており、過度のストレスが溜まると、物を盗んでしまう。強迫観念が強く、しばしば周りの人に迷惑をかけてしまう。

ジェシー・ピンクマン

ジャンキー。麻薬の売人。ウォルターの元教え子。ウォルターと麻薬ビジネスのパートナー関係を結ぶ。ウォルターが化学を使って良質のメスを作り、それをさばく。

クレイジー・エイト

麻薬の卸売業者。タンピコ家具店の社長の息子。エミリオのいとこ。ウォルターを脅してレシピを聞こうとするも、神経ガスを吸わされ監禁される。

エミリオ・コヤマ

クレイジーエイトのいとこ。ピンクマンの元パートナー。

ボグダン

ウォルターのアルバイト先の洗車場のオーナー。眉毛が筆で書いたように太い。高圧的な態度で、ウォルターをいらいらさせる。

Sponsored Link

【ブレイキングバッド・シーズン1・1話】のあらすじ

ブレイキングバッド,シーズン1,1話,あらすじ

続いて、【ブレイキングバッド・シーズン1・1話】のあらすじを確認しましょう。

あらすじ

ウォルター・ホワイトは、かつてノーベル賞を受賞するような研究所のプロジェクトリーダーを任せられるほどの凄腕研究者だった。しかしそれから二十数年たった今は高校の化学クラスを持つ一教師に過ぎない。妊娠中の妻、脳性麻痺の息子、多額のローンを抱え込んで生活にゆとりもない。放課後には洗車場でアルバイトすらしている。

ある日、ウォルターは彼の誕生日パーティで、DEAのエージェントである義弟の麻薬現場取り押さえ映像をテレビで見ることになる。そこには多額の現金が映し出されていた。

後日、彼はアルバイト中に倒れて救急搬送されることになり、肺ガンと診断されることに。そのことをきっかけにハンクにお願いをして麻薬捜査に同行させてもらうことになる。そこでウォルターは元教え子のジェシー・ピンクマンと出会い、家族や親戚には秘密で一緒に麻薬ビジネスをすることになる。

やがてウォルターの化学知識を駆使して作った最良の麻薬が危ない男たちを招き、トラブルに発展していく。

注意

ここから先はネタバレを含んだ独自の解説や感想になります。

本編を見る前に内容を知るのは嫌だ!と言う方は、本編をご覧になってからここから先をお読みください。

Sponsored Link

【ブレイキングバッド・シーズン1・1話】のネタバレ解説

ブレイキングバッド,シーズン1,1話,ネタバレ,解説

ウォルターの心の変化に焦点を当てて【ブレイキングバッド・シーズン1・1話】のネタバレ解説をしていきます。

あくまで個人的な解釈なのでご了承ください。

解説のポイント
  • ウォルターは”過去の栄光”と”現在の不甲斐なさ”のギャップにストレスを溜める
  • ウォルターの頭に”儲かるビジネス”が刷り込まれる
  • ウォルターは”誇りを取り戻すため=家族のため”に肺がんを家族に言えず、犯罪に向かう
  • ウォルターの化学知識が最良のメスを作り、売人を惹き付ける
  • ウォルターがトラブルから人を殺してしまう
  • 犯罪を犯し、ウォルターの性格が徐々に崩れていく

ウォルターは”過去の栄光”と”現在の不甲斐なさ”のギャップにストレスを溜める

ストレス

誕生日を迎えたウォルター・ホワイトは、朝焼けの白い光がわずかに部屋を照らす中、起床します。顔はどこか沈んでいる様子。ベッドから降り、運動用の足踏みマシーンを交互に踏みながら眺める先にあるのは、ロスアラモス国立研究所に送られた立派な賞状です。1985年のノーベル賞研究チームに貢献と本編の日本語字幕には書かれ、クローズアップして紙面に印字されている英文を見ると、

Walter H. White

Crystallography Project Leader

for Proton Radiography

引用元:ブレイキングバッド・シーズン1・1話

と、ウォルターが結晶学のプロジェクトリーダーだったことが明記されています。2008年50歳を迎えた第一話から逆算すると、1985年は23年前、つまりウォルターが27歳頃の話になります。

ウォルターは27歳頃、ノーベル賞を受賞するほどの研究チームにプロジェクトリーダーとして貢献するほどの人物だったのがここで示唆されています。

しかし現在、ウォルターは高校の化学教師に過ぎません。朝起きて、学校に通い、化学のクラスを受け持ち、基本的なことを教える。そのような一教師としての勤めを日々はたすものの、給料はあまり芳しくないようで、放課後に洗車場でアルバイトもしています。教え子が自分の車を洗車しに来て、ウォルターが膝をついてタイヤをゴシゴシ磨くこともあります。一高校生の目には冴えない中年のおじさん教師くらいにしか映ってないでしょう。

あまり収入のないウォルター家では、妻のスカイラーが節約に勤しみます。朝食に野菜ベーコンと言ってカピカピのひらひらの肉片をご飯の上に乗っけて出し(子のウォルターJrはこんなの嫌だよと不平を言う)、よく分からない置物などをインターネットオークションに出品してわずかな小遣いを稼ぎ、クレジットカードの明細を確認してわずかでも不要な支出をウォルターがしていたら注意する、などなど家計に気を配ります。スカイラーは妊娠中のため、今後さらなる出費が嵩張ることも心配のタネです。

ウォルターはそういう現在の少し落ちぶれた状況家族に負担を掛けている不甲斐なさにストレスを感じています

マッチョ

ウォルターが凄腕研究員から高校の化学教師に落ち着いた経緯はシーズン1の1話では明らかにされないんだな。

ウォルターの頭に”儲かるビジネス”が刷り込まれる

誕生日にウォルターが学校の授業を終えて、洗車場のアルバイトから帰宅すると、サプライズ誕生日パーティが家のリビングで催されていました。部屋は華やかに飾られ、立派な料理や飲物が置かれ、ウォルターの学校の教師仲間や知人がドレスコードに身を包み、部屋を埋め尽くすようにウォルターの帰宅を祝福の笑顔で迎えます。ウォルターは浮かない顔を浮かべながらも取り繕い、ぎこちない笑顔を振りまきながら感謝の意を表しています。

パーティーの中盤、テレビを囲うように参加者が座りはじめます。テレビに映るのは、麻薬組織を摘発した際に記者からインタビューを受けているハンク捜査官の姿。そこには大量の現金が押収された映像が差しはさまれ、その量の多さに好奇心を抱いたウォルターが、どれくらいの現金を押収したのか、ハンクに聞きます。笑いながらハンクが答えた金額は70万ドル。仮に1ドル=100円と換算すると、7000万円もの大金です。ここでウォルターの頭の中に、麻薬売買は桁違いの儲けを生む、という考えが刷り込まれます。今度捜査に同行するか?とハンクは気軽に誘います。

お金に困っているウォルターからすると、たとえ犯罪でも麻薬売買が魅力的なビジネスとして目に映るのね。

女の子

ウォルターは”誇りを取り戻すため=家族のため”に肺がんを家族に言えず、犯罪に向かう

後日、ウォルターが洗車場でアルバイトをしていると、めまいを起こして倒れて救急搬送されます。診断結果は肺がん、手術は不可能。医者の説明を聞くウォルターは放心状態。医者の説明は、響きを欠いた唇の上下左右の運動にしか映らず、白衣の襟に付いているマスタードの染みをぼうっと眺めるだけ。ウォルターにとっては死を宣告されたようなものです。

病院を出て洗車場のレジ打ちをしているウォルターのもとにオーナーのボグダンがやってきて、洗車を手伝ってこいと高圧的に命令すると、ウォルターが突発的に怒りちらし、その場で退職してしまいます。帰宅後、スカイラーがふさぎ込んでいるようないつもと違う様子を見せるウォルターに対して、何かあった?と心配するも、ウォルターは沈んだ表情を見せて、なにもないよ、と肺ガンのことを隠します。そしてその夜、ウォルターは庭のプールの縁の椅子に座り、マッチ棒に火をつけては水面に投げ込む、というとりとめのない作業を何回も繰り返した後、携帯電話でハンクに連絡を入れます。今度捜査に同行させてほしい。

ウォルターはこれ以上家族に経済的に負担をかけて、不甲斐ない自分を見せたくないという気持ちから肺がんを隠し死ぬ前に家族のためにお金を残して善き夫あるいは父であったと記憶をしてもらうために麻薬ビジネスに手を染めようとします

人生が有限であること、しかもすぐ目の前に終わりが近づいていることを知って、ウォルターは『誇りを取り戻すため=家族のため』に極端な行動に走っていきます。

ロックンロール

動機は正しいけど、手段が正しくないというジレンマに陥ってるね。

ウォルターの化学知識が最良のメスを作り、売人を惹き付ける

化学

後日、ウォルターはハンクの車に同行させてもらい麻薬現場の取り押さえを見に行きます。DEA(麻薬取締局)が窓ガラスを銃弾で打ち砕き、中に侵入し、ピンクマンのパートナーのエミリオを取り押さえ手錠をかけます。ハンクは現場確認のため車を降り、ウォルターが一人、車の中で待っていると、元教え子のピンクマンが大慌てで隣の家の2階の窓から逃走しようする姿を目撃します。

その夜、ウォルターはピンクマンの家に顔を出して、麻薬ビジネスのパートナーになることを提案。ピンクマンにはビジネスがあり、ウォルターには化学があり、最良のクリスタルメスの製造が可能であると説得します。半ば強引にパートナー関係を結ばせたウォルターはさっそく学校の化学室から必要な機材を持ち込みます。二人はキャンピングカーを購入して、誰にも見られない荒野まで走り、そこでクリスタルメスの製造を開始。ウォルターの化学知識を総動員して出来上がったメスは最高の純度を誇ります。市場でもっとも高い純度です。

ウォルターの優秀さが悪い方向で発揮されてしまうのね。

女の子

ウォルターがトラブルから人を殺してしまう

化学

その最高級のメスをポケットに、ピンクマンはクレイジーエイトに売り込みます。あまりの純度の高さに驚くクレイジーエイト。しかし、彼のいとこにあたるエミリオをお前がDEAに売ったんだろうと、2階から降りてきた(釈放された)エミリオとともにピンクマンに詰め寄り、このメスを作ったやつのところに連れて行け、と製造主本人としか取引しない姿勢を見せます。ピンクマンは濡れ衣を着せられたわけですが、抵抗できずにウォルターのもとに案内します。

製造現場の荒野でクレイジーエイトがウォルターと面と向かって取引をしようとすると、エミリオがDEAに取り押さえられた現場にウォルターがいたことを思い出して、こいつはDEAの仲間だ!、とクレイジーエイトに叫びます。エミリオはピンクマンを車から引っ張り出し、地面に倒して後頭部に銃を突きつけます。この時ピンクマンは頭を岩に強打して気絶。クレイジーエイトは拳銃をウォルターの顔面に突きつけます。ウォルターはメスのレシピを教えると震えながら言い、命を奪われるのを阻止。キャンピングカーの中で2人に両脇を固められながら製造過程を見せます(エミリオは加えていたタバコを窓から外に投げ捨てます)。しかしウォルターは隙をつき、ある化学物質を蒸発させてちょっとした爆弾を起こして、神経ガスをキャンピングカーに充満させます。2人が苦しんでいる間にそそくさと車を降りて必死にドアを抑えて2人を閉じ込めます。クレイジーエイトとエミリオはバタリと倒れて身動きが取れなくなります。

ここでウォルターはトラブルからやむを得ず人を殺してしまうのです。

エミリオが捨てたタバコの吸殻が荒野の雑草に引火して広がっていくのを目にしたウォルターは、あわてて自分と気絶するピンクマンにガスマスクをつけて、彼をキャンピングカーの助席に座らし、エンジンをかけてその場から逃走します。気が動転しているせいか、車は道の上を右往左往に大揺れ。結局、ハンドルをうまくコントロールできずに横の溝に落ちて立ち往生するはめになります。すると遠い彼方からパトカーのようなサイレンが聞こえ、徐々にこちらに近づいて大きくなっていきます。ウォルターはパニック。自分が捕まることを悟り、ピンクマンが持ち込んでいたカメラに家族への愛と自分がしたことの弁明を録音して、拳銃を喉元に突きつけて自殺しようとするも不発。そこで観念して、サイレンの音が具体的な形になってやってくるを待っていると、目前を通り過ぎたのはパトカーではなく消防車でした。ウォルターはほっとため息をつきます。

おじさん

超えてはいけない線を超えてしまったな

犯罪を犯し、ウォルターの性格が徐々に崩れていく

朝帰りをしてベッドに入り込むウォルターの横には、心配の面持ちで反対方向に横向きに寝るスカイラーが。眠れなかったのか、目はくっきりと見開いています。スカイラーはウォルターの方に向き直ると、最近変よ、何かあったの?と聞くも、ウォルターからの返事は変わらず、なにもない、の一点張り。スカイラーは正直に話してほしい、心を閉ざされるのは辛い、と正直な気持ちを言います。

するとウォルターは上体を起こし、スカイラーの唇にあついキスをします。その勢いのまま、スカイラーのズボンを下ろして中に入り、激しく腰を振ります。スカイラーは性にここまで積極的になるウォルターに驚いて、本当にあなたなの?、と言葉を漏らしてシーズン1の1話の幕は閉じます。

ここで、これまで抑制していたウォルターの欲望が、犯罪を犯したことで少しずつ表に漏れ出しています。真面目で、温厚で、抑制的な性格のウォルターが、開放的で激しい性格のウォルターへと少しづつ移り変わっていく様が描かれています。

三毛猫

これからもっと開放的になっていくのかと思うと、怖くなってくるにゃ

Sponsored Link

【ブレイキングバッド・シーズン1・1話】のネタバレ感想【ここが面白い!】

ブレイキングバッド,シーズン1,1話,ネタバレ,感想

【ブレイキングバッド・シーズン1・1話】を視聴してみて、個人的にここが面白い!、という感想をまとめました。

ここが面白い

・イントロが始まるまでの冒頭シーン

・ウォルターの性格が少しずつ変わっていくところ

イントロが始まるまでの冒頭のシーン

時間にするとわずか4分程の場面ですが、冒頭のシーンで好奇心をグッを掴まれるんです。

チノパンが空を舞い上がり、その下を一台のキャンピングカーが荒野の中を走り去っていくシーンからこの物語は始まります。キャンピングカーを運転するのはガスマスクをつけたパンイチブリーフ姿の中年男性。助席にはガスマスクをかぶって気を失ったジャンキーが一人。後ろには血まみれの男が二人、床に倒れています。運転手の気が動転しているためか、車は左右に大幅に揺れながら、乾いた砂の道路を砂埃を巻き上げながら走っていきます。やがてうまくハンドルを切ることができずに、車は道路から外れて溝に衝突して急停止することになります。車のドアを押し出すように開けて外に出るパンイチブリーフ中年男は心臓バクバク、息絶え絶えで、動揺の最上級といった具合。車からは血の混じった何か化学物質のような液体がドロドロ流れ出てきます。中年男は車にあったカメラを手に取り、レンズを自分に向け、焦りながらも妻への愛、息子への誇り、そしてこれから家族が見聞きすることになるであろう事件についての弁解を一挙に口にして録音。そのままカメラを身分証明書が挟んである財布とともに地面に置くと、道路まで歩いて登り、遠くの方からこちらに向かって徐々に大きくなるパトカーのようなサイレンに向けて拳銃をまっすぐに構えて、、、イントロドン!

個人的にはかなり心を掴まれました!

なぜブリーフパンイチなの?なぜガズマスクつけているの?なぜ急いでキャンピングカーを運転しているの?なぜ家族に死ぬ前のメッセージのようなものをカメラに残しているの?隣のジャンキー誰?床の男二人は誰?どうして倒れているの?というか始まりからこの緊迫した展開とかやばくない?

といったいくつもの疑問が頭の中に駆け巡り、知りたい、続きを見たい、という好奇心が掻き立てられるんです。

しかも物語が進むにつれてそれら一つひとつが解消されていくような仕掛けになっており、後半も後半で冒頭のシーンの続きに入っていくという流れになっているから飽きません。

同じような感想を抱いた方は多いんじゃないでしょうか?

ウォルターの性格が少しずつ変わっていくところ

きっかけは肺ガンの診断を受けたこと、麻薬に手を染めて人を殺してしまったこと、などいくつかあるのですが、とにかくウォルターの性格が移り変わっていく様が見えます。

試着室でうまくズボンをはけない息子のフリンを馬鹿にした青年の足を踏み潰してしまうシーン、ボグダンに洗車してこいと言われてもううんざりだと怒って壁にかかる商品を叩き落としながら帰っていくシーン、そして急にスカイラーのズボンを下ろして中に入って激しく腰を降るシーン。

高校の化学教師として真面目に働いて、温厚で感情をあまり表に出さないウォルターが、これらのシーンに象徴されるように感情のたかが外れたように怒り狂い、暴力を奮って、性に積極的になっていきます。まるで反対の性格になっているようでもあります。

その反転模様が恐ろしくも好奇心を掻き立ててくるんです。

たぶん、ウォルターに共感する部分があるからこそ、普通ならその選択肢を取らないと思われる選択肢を取るウォルターが今後どう変わっていくのか、どういう運命をたどるのかについて気になるんだろうと思います!

 

2話の解説&感想はこちらの記事へどうぞ。

【ブレイキングバッド・シーズン1・2話】ネタバレ解説&感想!

Sponsored Link