朝ドラまんぷくが10月1日から放送されますね。そこで気になるのがまんぷくの元ネタは実話なのか、モデルとなった実在の人物がいるのかどうか、という点ですね。
2018年上半期の朝ドラ「半分青い」はだいぶ注目を集め人気が出ていましたね。
おそらく朝ドラ「まんぷく」も注目が集まるような気はしますので、情報をいろいろまとめようと思います。
今回はまんぷくの元ネタが実話なのか、実在するモデルはいるのか、そしているとしたらその人物の経歴はどういうものなのか、についてまとめました。
まんぷくの元ネタは実話?
朝ドラまんぷくの元ネタは実話なのでしょうか。
朝ドラまんぷくがどういう物語なのかを調べてみると、
「インスタントラーメン」を開発した夫婦の知られざる物語、ということがわかります!
インスタントラーメンを開発した夫婦の知られざる物語ということですから、元ネタは実話だということですね!
元ネタが実話だと、朝ドラ自体の事実性が高まるので、物語全体に説得力が増しますよね。
主人公の挫折は現実に起きた挫折なんだ!と、あるいは主人公に起きた逆転は現実に起きた逆転なんだ!と、一つひとつの現象を肌身で感じることができますよね。
それによって勇気をもらったり、救済されたり、エネルギーを貰うことが多くなります。
もちろん、元ネタが実話ではなくて、実在するモデルに沿っているものでもなくて、単なるフィクションだったとしても、そのフィクションが”現実世界の観察に基づいて”こしらえてるものであれば、かえって事実を述べる物語よりもリアリティが増すこともあります。
それがフィクションの価値の一つだと思うのですが、今回のまんぷくは実在するモデルがいて、実話に即しているものなので、「事実」に即した物語が持つ説得性というものを楽しみにしたいですね。
実在するモデルは?
元ネタが実話だということでしたが、「インスタントラーメン」を開発したという実在するモデルは一体誰なのでしょうか。
調べたところ、実在するモデルは安藤仁子(あんどうまさこ)さんと安藤百福(あんどうももふく)さん夫婦でした!
“まんぷく・萬平と福子の実在のモデル安藤仁子と百福の波乱万丈人生 -えむえむNEWS-えむえむNEWS” https://t.co/207O7CTkuQ
— えむえむ (@mai820530) August 16, 2018
安藤仁子(あんどうまさこ)さんのプロフィール
生年月日:1917年8月16日
享年:94歳 出身地:福島県 |
安藤百福(あんどうももふく)さんのプロフィール
生年月日:1910年3月5日
享年:98歳 出身:日本が統治していた頃の台湾 国籍:大日本帝国、中華民国、そして1996年に日本を取得 学歴:立命館大学専門学部経済科 職業:日清食品創業者 |
ぼくの年齢からすると、お二人とも歴上の人物のように感じてしまいます。
安藤百福さんは日清食品の創業者なんですね!
日清のインスタントラーメンを何回食べたことかわかりません。
自分の身近なものを開発した人がいるということをこの文章を書きながら実感します。
なんだか不思議な感じだなあと。
朝ドラまんぷくでは、安藤仁子さんと安藤百福さんを実在のモデルとして、それぞれ今井福子(安藤サクラ)と立花萬平(長谷川博己)と名前を変えて物語が進んでいきます。
ヒロインは今井福子(安藤サクラ)ですが、モデルの安藤仁子さんに関する情報がほとんど残されていないため、こちらはかなりフィクションに近い人物像になっているようです!
ぐるっと関西 秋の朝ドラまんぷく「戦前の大阪が舞台。三人姉妹の末っ子。貧しいながらも愛情いっぱいに育ったヒロイン福子と日本一の商売人をめざして前に進み続ける夫が世界の食文化に革命を起こすという物語」撮影スタートした5/1の様子が流れました。長谷川さんは相関図のみでした。 pic.twitter.com/1j19zx5Ui3
— るるも (@rurum0) May 23, 2018
朝ドラまんぷくの物語展開は、上下の振幅が著しく変化するようなものになりそうですね。
元ネタになる実話がとてもインパクトがありますし、実在するモデルの安藤百福さんの経歴もすごそうなので、楽しみですね。
元ネタとなった実在するモデルの経歴は?
では元ネタとなった実在するモデル安藤百福さんの経歴はどのようなものだったのでしょうか。
安藤仁子さんの経歴については情報がほとんど載っていなかったので、安藤百福さんの経歴についてまとめます。
安藤百福さんは1910年日本が統治していた頃の台湾で生まれます。
20歳ごろに一度、図書館の司書になりますが2年ほどでやめてしまいます。
やめた後に、父親の遺産を使って繊維会社を設立し、日本から商品を仕入れて台湾で販売を始めます。
20歳前半で実業家として活動を始めていたんですね。インターネットもなく今とは全く状況が違う中での決断はとても勇気があることだったろうと思います。
その後、会社の業績は順調にのび、1933年にはミリヤス問屋「日東商会」を設立します。
メリヤスだけではなく、トウゴマを栽培してひまし油を採取し、葉っぱを養蚕用に繊維メーカーに売る事業も手掛けます。若くしてすごい商才ですね。
この時期には、夜間に立命館大学専門学部経済科に通っていたんだそうです。
後の1996年には、名誉経営学博士号を授与されているんです。
ここまでの経歴を見てるだけでも、商売に対する精力的な姿勢が垣間見えますね!
太平洋戦争終戦後1946年には、大阪に移って、現在の泉大津市に住んだようです。
安藤百福さんは、戦後の食糧難の中で、「食がなければ、衣も住もあったもんじゃない」という思いをひしひしと身に感じ、食品事業を手がけていくことを決意します。
このときの思いが後に創業することになる日清食品の理念「食足りて世は平らか」に繋がります!
1948年に「中交総社(後の日清食品)」を創業します。
しかし、戦後日本を統治したGHQに脱税の嫌疑をかけられ収監されます。
安藤百福さんは、地元の若い人たちを雇って、「奨学金」として現金を支給していたのですが、GHQによると「奨学金は所得であり源泉徴収して納税すべきであるのにそれを行わなかった」というのが理由で嫌疑をかけられてしまいます。
なんだか、裏事情が多分に含まれていそうな内容ですね。
安藤百福さんもこの一件については「みせしめに使われたようだ」と述べています。
そして
釈放されて無一文になった安藤百福さんは、ここからインスタントラーメンの開発に励むようになります。
インスタントラーメンの開発に励むまでの経歴だけでも目まぐるしいものがありますね。
朝ドラまんぷくでは、インスタントラーメンを開発するまでの成功物語を題材にしてるので、インスタントラーメンの開発に苦悩する安藤百福さんを支える妻・安藤仁子さんを視点にして物語は展開していきそうですね。
インスタントラーメンの開発に励む夫婦にどんな物語が待ち受けているのか、10月から放送される本編を楽しみに待ちましょう!
また
まんぷくの元ネタになったモデルが気になることもさることながら、主題歌についても気になると思います。
主題歌の歌詞に、もしかするとこういう実話の内容が反映されているかもしれませんよね。
興味がありましたらこちらの記事でまとめていきますので読んでください。
まんぷくは実話を元ネタにしてる?実在のモデルの経歴を調査!:まとめ
以上、今回はまんぷくの元ネタが実話なのか、実在するモデルはいるのか、そしているとしたらその人物の経歴はどういうものなのか、についてまとめました。
- 元ネタは実話
- 実話するモデルは安藤仁子(あんどうまさこ)さんと安藤百福(あんどうももふく)さん夫婦
- 安藤百福さんの経歴は目まぐるしくもあり、劇的でもあった
ということでした!
元ネタを確認したところで、まんぷくを見てみたいなと思う人もいると思います。
こちらの記事で見逃し配信や再放送についてまとめていますので興味がある方は見てください!
朝ドラまんぷくの放送を楽しみに待ちましょう!