平成の次にくる新元号が発表されましたね!「令和」です!その意味や由来・読み方や名付けた人についてさっそく気になるところです。
新元号 令和!#新元号#令和 pic.twitter.com/POiRUQqSRr
— Akemi.m (@123madeleine) April 1, 2019
新元号「令和」は本日2019年4月1日に公布されましたが、実際に施行されるのは2019年5月1日です。
公表から実施まで約一ヶ月設けることで、スムーズに「令和」の時代へ人々が適応できるようしているのでしょう。
そんな新元号「令和」の意味や由来・読み方や名付けた人を早速見ていきましょう。
令和の読み方や名付けた人は?
まず令和の読み方や名付けた人を確認しましょう。
2019年5月1日からあらゆる書類に日付を記入する際や、何かしら口頭で述べなければいけない際には、令和の基本的なことについて予め知っておきたいですね。
令和の読み方は?
ずばり、多くの人が予想しているとは思いますが、令和の読み方は「れいわ」です!
施行されてからは、令和(れいわ)1年、令和(れいわ)2年、、、と移り変わります。
ちなみに、昭和はS、平成はHとアルファベットで略称されることが多いですが、令和の場合は読み方が「れいわ」なので、RかLの略称になるでしょうね。
万が一、R担った場合、令和18年の表記が「R18」になるということで、さっそくツイッター上では話題になっていますね。笑
平成○年ってH○って表してたじゃん?じゃあ令和○年ってR○ってなるってこと…?令和18年ってR18ってなるってこと……🙄??
— なぎさ (@nagisa_SBA) April 1, 2019
令和を名付けた人は?
では、新元号「令和」を名付けた人は誰なのでしょうか?
名付けた人はまだ発表されていませんね。
菅官房長官が新元号「令和」を発表しましたが、名付けた人はまた別でいますね。
ちなみに「平成」を名付けた人は東京大学名誉教授の山本達郎(やまもとたつろう)さんです。
今回の「令和」も教授など、漢字や歴史に精通した専門家が名付けた人の可能性は高そうです。
令和の意味の由来は万葉集?
そんな新元号「令和」の意味の由来が気になりますよね。今後何十年(すぐに終わることもありますが)続く、時代を象徴する二文字がどう決められたのか、知りたいですね。
元号を決める際に満たす必要がある条件は
- 「国民の理想としてふさわしいよい意味を持つ」
- 「漢字2文字」
- 「書きやすい」
- 「読みやすい」
- 「これまでに元号や天皇のおくり名として用いられてない」
- 「俗用されているものではない」
の6つであるようです。
この6つの条件を満たしている「令和」の意味の由来を確認しましょう。
令和の意味は?
「令和」には人々が美しく心寄せ合う中で文化は花開くという意味が込められているようです。
安倍総理が記者会見で、「希望に満ちあふれた、新しい時代を切り開いていく、若い世代が活躍できる時代であってほしい、若者がそれぞれの花を咲かせることのできる日本をつくりたい」というような内容を語っていました。
そういう意味がこの「令和」という二文字に込められているのでしょう。
意味の由来は万葉集?
そしてその令和の意味の由来は万葉集の梅の花32首の序文にあるんです!
令和の典拠は万葉集。梅花の歌三十二首の序文。令月は”何事をするにもよい月”という意味もあるそう。
[時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。加之、曙の嶺に雲移り、松は羅を掛けて蓋を傾け、夕の岫に霧結び、鳥はうすものに封めらえて林に迷ふ。]
— すなば (@comebackmypoem) April 1, 2019
初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す
という部分に、令和の意味は由来しているんだそうです!
こちらの序文は現代調では、「時は初春の良き月、空気は美しく風も和やかで、梅は鏡前で装うように白く咲き 蘭は身に帯びた香りのように香っている」というような意味合いになるようです。
令月は「何事にもするには良い月」「めでたい月」といった意味があるようですね。
新元号「令和」は初めて日本の古典に由来した元号でもあります。
過去の元号の意味や由来は?
過去の元号の意味やその由来もまとめました。
平成の由来は、『史記』五帝本紀の「内平外成(内平かに外成る)」、『書経(偽古文尚書)』大禹謨(だいうぼ)の「地平天成(地平かに天成る)」からで「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味を持ちます!
昭和の由来は、四書五経の一つ書経堯典(しょきょうぎょうてん)の「百姓昭明、協和萬邦」(百姓(ひゃくせい)昭明にして、萬邦(ばんぽう)を協和す)によるもので、 国民の平和および世界各国の共存繁栄を願う意味を持ちます!
大正の由来は、易経(えききょう)より「『大』亨は以って『正』天の道なり」という言葉で、 意「天が民の言葉を嘉納(かのう)し、政が正しく行われる」という意味です!
明治の由来は、五経の一つである易経より「聖人南面して天下を聴き、『明』に嚮(むか)ひて『治』む」という言葉で、聖人が北極星のように顔を南に向けてとどまることを知れば、天下は明るい方向に治まるという意味合いがあります!
令和の他、新元号候補には何があった?
では令和の他にどんな新元号候補があったのでしょうか?
元号はそもそも645年の大化の改新が始まりで、令和を含めると、これまでに248個も制定されました。
慶応までは革命や災いが起こるたびに改元されていましたが、明治からは、「一世一元」となっています。
元号決定までの手続きは、まず元号法に基づき、元号案を有識者に依頼します。そこからだいたい2~5個候補が提出され、それを内閣官房長官が検討・整理し、その結果を総理大臣に報告する、という流れです。
今回の新元号「令和」に関して言えば、菅官房長官が「令和」を含めた元号候補を検討し、整理し、その結果を安倍総理に報告したということです。
ということで、整理・検討する段階で他の新元号候補が2〜5個くらい存在はするはずなんですね。
調べてみると、令和が施行されてから、早い段階で他の新元号候補が発表されてました。
「英弘(えいこう)」「久化(きゅうか)」「広至(こうし)」「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」の5つあったようです!
個人的には、令和の響きが一番好きなので、安心しました。笑
令和の意味の由来は万葉集?読み方や名付けた人・他の新元号候補も調査!:まとめ
今回は、令和の意味の由来や読み方や名付けた人について、また他の元号候補について調査しまとめました。
令和の読み方は「れいわ」、名付けた人はまだ公表されていませんでした。
「令和」の意味に若い人に花を咲かせる時代になってほしいというものが主軸にあるようでした。その漢字の由来は万葉集の梅の花32首の序文にありましたね。
2019年5月1日から、令和元年あるいは令和1年になりますが、令和という時代が終わる時に「花開いた時代だった」と言えるといいですね。
漢字の読み方にふりがなをつけてほしい。
ご指摘ありがとうございます!
難しい漢字にはふりがなを付けました。