地下鉄サリン事件で大きな被害をもたらした麻原彰晃の死刑執行が報道されてネットでは多くの反応が見られています。
その中でも多かった声の一つが死刑執行が”遅すぎる”という声でした。
確かに事件からすでに23年の月日が流れてようやく死刑執行が決まったという思いも拭えない人が少なくはないでしょう。
この月日の長さを考えると、”遅すぎる”という反応が出てくるのも分かります。
そこで気になるのがなぜ今のタイミングで死刑執行をされたのか、死刑執行が遅い理由はなんなのかということではないでしょうか?
今回の記事では、麻原彰晃の死刑執行が”遅すぎる”との声をまとめるのと共に、なぜ今のタイミングなのか、死刑執行が遅い理由についても合わせて調査しました。
麻原彰晃の死刑執行に遅すぎるとの声
麻原彰晃の死刑執行に”遅すぎる”との声が多数上がっています。
死刑が執行されるの遅すぎだし、確度の高い犯人集団なんだからさっさとやるべきだし、制度欠陥なのか過去の法務大臣が恐れていただけなのか。
そしてメディアのやったことの総括も未だに為されていない— Re:o@ (@Leo44222) July 6, 2018
オウム死刑囚の死刑執行、今更かよって感じ
遅すぎだろ— べーべ (@16193300) July 6, 2018
オウムの事件を調べるまでもないくらい知ってるけど、知らない方は調べてみた方がいいと考えます。
どれだけ残虐だったか、とか。なぜ死刑が執行されたか、とか。
被害者の人数とか考えたら遅すぎたくらいに思うけど、被害者家族のことを思えば執行に対して反対な意見は個人的に言えないなと思った— しーくん🍫チョコ食べたい (@BHTshiikun) July 6, 2018
被害者や遺族の気持ちを考えると執行は当然だし、むしろ遅すぎと思います。現行法では確か半年だったかと。
でも、別に死刑制度に反対ではないんだけど、執行のニュースを見ると気持ちが暗くなります。番組の予定を変更してまで大々的に報道しないといけないのだろうか?— 中沢康彦 (@mosimosi_y) July 6, 2018
麻原彰晃の死刑執行マジか
20年も引き延ばすとか遅すぎひん…— あも (@d19Q1KQPbGu80VG) July 6, 2018
やはり、麻原彰晃の死刑執行に対して”遅すぎる”と思っている人は多いですね。
被害者家族を考えるとそう思わないわけにはいかなくなると痛ましい思いや怒りを感じている人たちからの正直な声のような気がします。
麻原彰晃の死刑執行が遅すぎたのかどうか、客観的に評価することはなかなか難しい事案ですが、こういう声が多く上がるということも一つの麻原彰晃に対する避けがたい評価なのかもしれません。
麻原彰晃の死刑執行がなぜ今なの?
では麻原彰晃の死刑執行はなぜ今なのでしょうか。
7月6日午後1時前後に法務大臣の会見が開かれるのでそこでなぜ今なのかについて話すのでしょう。
それに先駆けて、法務省前の記者からのコメントによると、
今年1月に高橋受刑者の判決が確定してすべてのオウム事件の裁判が終結したことを受けて、法務省は確定死刑囚13人の執行について本格的な検討を進めてきました。これまで法務省は、共犯者の逃亡中や裁判が行われている間は執行をしないという運用をしてきました。その死刑囚が共犯者の裁判で証言を求められる可能性があるためです。今回、すべての裁判が終わったことで、このハードルを越えたということが判断の一つだったとみられます。また、法務省は今年3月、教団による一連の事件で死刑が確定した13人のうち7人について、東京拘置所から別の拘置所へ移送していました。これも負担が1カ所の拘置所に集中しないようにすることが目的とみられていて、法務省が死刑執行の準備を慎重に進めてきたことが分かります。6日午後1時前をめどに法務大臣の会見が予定されています。そこで今回の死刑について説明があるとみられます。引用元:livedoor News
詳しくは法務大臣からの会見で、死刑執行がなぜ今なのかについて語られると思います。
またネット上では死刑執行がなぜ今なのかについて
- 平成のうちに終わらせたかったのだろう
- w杯で日本戦が終わってからにしたのだろう
といった予想も飛び交っていました。
実際のところ、死刑執行がなぜ今なのか、法務大臣の会見を待ってみましょう。
麻原彰晃の死刑執行が遅い理由は?
そもそも麻原彰晃さんの死刑執行が遅い理由は何だったんでしょうか。
上記の記者からのコメントにもありましたが、共犯者や逃亡者の裁判が続く限り、証人として裁判所に召喚される可能性があったからというのが遅い理由の一つでしょう。
またオウムの一連の事件の解明のためにも麻原彰晃を始めとした加害者たちの発言が必要だったのでしょう。
なぜあのようなこともしたのか、どうしてそうなったのか、そういった理由を本人の正常な意識のもと語られることを待っていたということもあると思います。
精神的に正常ではなかったので時間がかかったのかもしれません。
また、麻原彰晃の死刑執行が決まったときにまだ町に隠れ潜んでいる信者がテロを起こす可能性があったことも死刑執行が遅い理由の一つのように思います。
いずれにせよ、麻原彰晃ほど大きな犯罪を犯してしまった人の死刑執行には多くの手続きや配慮が必要となるため、遅くなってしまうのかもしれません。
麻原彰晃の死刑執行に”遅すぎる”との声が!なぜ今なのか遅い理由を調査!:まとめ
以上、今回は麻原彰晃の死刑執行が”遅すぎる”との声をまとめるのと共に、なぜ今のタイミングなのか、死刑執行が遅い理由についても合わせて調査しました。
法務大臣の会見で語られる内容を待ちましょう。